ドローンどんと来い!

空撮とかをしてるスカイアイジャパンのブログです。ドローンに関することを発信します。たまに営業もします。撮影・記事執筆・講習のご依頼はこちらからskyeye.japanアットgmail.com(アットを@に変えてください)

史上最強のドローン! DJI M200シリーズ Matrice M210レビューその1【開封の儀編】

こんにちは、スカイアイジャパンの今井です。

このたび、仕事の要請や相談が増加しDJIM200シリーズのMatrice M210を購入に踏み切りました!

清水の舞台から飛び降りるどころか飛び降りたのではないのかという気もします。

f:id:skyeye-japan:20171006143242j:plain

ババーン!!見よこの黒光りするカッコイイボディ!!これだけでご飯三杯、いや四杯はいけます

お値段は・・・2010年モデルのヴィッツと同じとだけ言っておきます・・・カメラも追加すると・・・

さて、このM210ですが海外はおろか日本でもほとんど情報が出回っていないんですよね。だから今回は開封の儀も兼ねてこの記事では購入したMatriceM210の全体像を自慢しながらご紹介します。

もちろん後々本機の飛行レポートや付属品の詳細レポも公開します!

ドローンファンの方はもちろん、M200シリーズの購入を考えている方、産業用ドローンがどういうものか気になる方はぜひ読んでみてください!

 開封の儀・内容物

f:id:skyeye-japan:20171005015303j:plain

ハードケースに入り切らなかったパーツたちが中に入りたそうにこちらを見ている

 ハードケース自体がキャリングケースになっています。一部、入り切らないパーツがあったりします。

f:id:skyeye-japan:20171002221605j:plain

ケース全体像。びっしりパーツが収まってます

 

M210のハードケースに収められているパーツです。ハードケースの上蓋、主要部全て所狭しとパーツが並べられています。

内容物は以下の通り

  • 本体
  • プロペラ×8本(4本で1セット、予備1組)
  • ランディングギア×2
  • Cendenceコントローラー
  • 7.85インチCrystalSkyモニター
  • TB55バッテリー×2
  • TB50バッテリー×2
  • WB37バッテリー(CrystalSkyディスプレイ・Cendenceコントローラー用)✕2
  • IN2CH充電ハブ
  • W2CH2充電ハブ
  • 充電器
  • ジンバルコネクター取り付け工具一式
  • シングル上方ジンバルコネクタ
  • 外付けGPSレシーバー
  • デュアル下方ジンバルコネクタ
  • ビジョンシステムキャリブレーションプレート

*1

f:id:skyeye-japan:20171004002345j:plain

上蓋の様子。ランディングギアとプロペラ、プロペラ予備が収納できます

f:id:skyeye-japan:20171002221617j:plain

ケースのメインはこの通り。本体から充電器まで入ってます

まず開けてみた感想は・・・

  • めっちゃくちゃカッコイイ!!ホントカッコイイ!!
  • どこに何があるかわからない!
  • 発泡スチロールがキツすぎて中身が取り出しにくい!!
  • 意外に他の物をいれるスペースがない!
  • 重い!

です(笑)。とにかくテンションがあがります。男ってこういうの無条件でカッコイイと思うもんだと思うんですよね。ロマンというか。機体とケース、その他のオプションパーツから発泡スチロールまで黒で統一されたM210は高級感だけでなく気品すら漂わせています。

f:id:skyeye-japan:20171005010504j:plain

気品を漂わせるM210

ちなみにハードケースはフルセットだとにかく重いんですが、出来る男感を出せます。朝一、河川敷をこれを持って歩いていたらウォーキングしている人に「お疲れ様」と声かられるぐらいなので相当なモンでしょう。

2月にオフィシャルトレーラーが公開されて以来何度も繰返し見続けたMatrice M210が目の前にあるのかと思うと興奮します。 

www.youtube.com

 内容物紹介

それではまず内容物をさっと見ていきましょう。初見だと内容物が多すぎてどこに何があるのか把握するのに一苦労ですが、逆にそれがプロっぽくて嬉しかったりします(笑)

本体

f:id:skyeye-japan:20171005235442j:plain

黒いタカアシガニ・・・

ランディングギア(足)が取り外してあるので足をもがれたタカアシガニの様な見た目。でもこれだけで既にカッコイイ・・・!!

M210には男なら小躍りしてしまいそうな様々な機能がてんこ盛りです。

  • IP43防水・防塵
  • 前部衝突防止センサー
  • 上部衝突防止センサー
  • ビジョンセンサー
  • 「カーボン」アーム
  • FPVカメラ

意外にも本体のみだと見た目のゴツさに反してかなり軽くて、女性でも苦もなく持っていられるぐらい。まっ平らな床なら画像の様にランディングギア(足)を使わず一時的に置いておけますが、屋外では無理でしょうね。 

アームは折りたたんで収納してあるので飛行時は展開してプロペラを装着します。この時のギミックが変形ロボみたいでカッコイイ!!。ガシーン!!

f:id:skyeye-japan:20171007000825j:plain

ランディングギア(足)

f:id:skyeye-japan:20171004220246p:plain
f:id:skyeye-japan:20171002185233j:plain

もぎ取られたタカアシガニの足・・・ではなくランディングギア

「ランディングギア」とご大層な名前がつけられていますが要はM210の「足」です。特に変形したりはしません。

カーボンでできているため実測で67gと非常に軽い。自慢したくて色んな知人に見せましたが、みんなここを持つと「軽!!」と言います。

カーボンを使った製品を扱うのははじめてなので、どれぐらいまで力を加えても大丈夫なのかわからないので苦労しています。

Cendence(センデンス)コントローラー 

f:id:skyeye-japan:20171003001558p:plain
f:id:skyeye-japan:20171003001634j:plain

左:CendenceコントローラーとCrystalSkyモニター 右:Cendenceコントローラーのみ

まだ日本未発売の多機能コントローラー。ちょっと所有するのに優越感です。発売日まで。

非常に物々しく無骨なデザインとなっていて、明らかにプロっぽくていいですね。漢の中の漢という気がします。固くて大きくてしかも黒い。Cendenceコントローラーは

  • 小型ディスプレイ
  • やたら多い物理ボタン(自分でセッティングできる)

このような特徴があります。

Cendenceコントローラーに関しては別記事を後日アップしますが、特に目を引くところは「小型モニター」の存在でしょうか。ここにはカメラとM210の情報が表示されます。

f:id:skyeye-japan:20171006205400p:plain

小型モニターの部分を拡大してみました

  • M210本体バッテリー残量
  • Cendenceコントローラーバッテリー残量
  • GPS受信数
  • Cendenceコントローラー電波状況
  • M210の水平移動速度(H.S)
  • M210の垂直移動速度(V.S)
  • M210の高度(H)
  • M210と操縦者との距離(D)
  • マスター/アシスタント
  • コントローラータイプ(Mode1/Mode2)

タッチパネルではないのでこの画面触ってどうこうはできません。モニター上にもこの情報は表示されているので、それならモニター上の方は無くして他の情報が表示されるとか、自位置を示すマップが表示されてもいい気がします。

物理ボタン数ですが、20近くありこの記事では省きます。自分用のボタンセッティングができることがウリです。

本体の重さは単体で946gとほぼ1kgで最近のなんでも小型軽量という風潮に一石を投じる重さです。ここに更にモニター(430g)とバッテリー(170g)が2つつくので合計して1.8kg、軽い筋トレ器具です。

7.85インチCrystalSkyモニター

既に8月辺りから発売されているDJIのドローン専用モニターです。

  • 高輝度ディスプレイ(1000cd/m^2)
  • 外部出力端子
  • 専用UI
  • 外付けバッテリー

このような特徴があり、個人的な推しポイントは7.85インチの1000cd/m^2の高輝度でです。一般的なタブレットの2倍明るいため、明るい日中でも画面が見づらくなるということもなく、困りません。

Phantom4ProPlusについてくるCrystalSkyモニターに慣れてしまうと他のタブレットを使った画面では物足りなさを感じてしまうので購入時からCrystalSkyディスプレイがついてきたのは朗報でした。

それでは各部の詳細です。

f:id:skyeye-japan:20171006212211p:plain

CrystalSkyの右側と左側

モニター左側

  • 4K HDMI出力端子
  • USB(A)出力端子
  • MicroSDカードスロット✕2
  • MicroUSB出力端子
  • イヤホンジャック

モニター右側

  • 電源ボタン
  • ファンクションボタン1
  • メニューボタン1
  • ファンクションボタン2

と配置されています。

本体の重さは435g。この時点で一般的なタブレットよりは重いのですが、更に外付けのWB37バッテリーを取り付ける必要があるので結局は700g程度までいきます。 

Phantom4ProPlusやAdvancedについてくるCrystalSkyディスプレイはコントローラーと切り離しができなかったので、ディスプレイをつけるにはコントローラー本体の電源を入れる必要がありましたが、独立して使えるのは嬉しいですね。

TB55バッテリー/TB50バッテリー

MatriceM210の命とも言えるバッテリーです。

f:id:skyeye-japan:20171003002813j:plain
f:id:skyeye-japan:20171003003221p:plain

左:TB55バッテリー 右:TB50バッテリー

  • TB55 飛行時間 37分 特徴 防水・大型バッテリー 
  • TB50 飛行時間27分 特徴 通常のバッテリー

という感じです。

TB55は重さが900g近くあり、完全に鈍器です。これでゴツンとやられたらまずいことになりそうです(やりません)。

気をつけてほしいのがTB55が防水仕様でTB50はそうではない、ということです。M200シリーズは雨天時の飛行が可能ですが、TB50だとできません。

TB50バッテリーはinspire2のバッテリーと同じ名称ですが互換性はないので購入時は「TB50 Matrice200用」という表記があるか確認してくださいね。

充電ハブ

f:id:skyeye-japan:20171006002814j:plainf:id:skyeye-japan:20171006002817j:plain

左:IN2CH充電ハブ 右:充電中のTB50バッテリー

TB50/55バッテリー用 IN2CH充電ハブ

充電時間

  • TB55バッテリー:2時間30分
  • TB50バッテリー:1時間30分

円柱状になっていて、ボタンを押すと傘が開くようにフタが開き、ここにバッテリーを乗せてスライドさせれば充電がはじまります。パッと見はMacProっぽくてこれだけでもすごいカッコイイ。確かInspire2もこの方式だった気がします。

4本同時にセットできますが、一度に充電できるのは2本のみです。

WB37バッテリー用 WCH2充電ハブ

f:id:skyeye-japan:20171005015224j:plainf:id:skyeye-japan:20171006002716j:plain 

左:WB37バッテリー 右:充電中の様子

充電時間

  • 1時間10分

Cendenceコントローラー/CrystalSkyモニター、この2つのデバイスの共通バッテリーです。重さは170g。

一昔前のビデオカメラのバッテリーの様な形をしていて懐かしさすら感じます。

充電器に2本差し込めますが、2本同時に充電することはできないので2本充電するのなら2時間かかります。

ちなみにCendenceコントローラーにWB37バッテリーを装着している場合はCendenceコントローラーを介しても充電できますが、この時は満充電までに2時間20分かかります。

総評

今回は日本ではまだほとんど紹介されていないM200シリーズのM210について紹介しました。

DJIのリリースするドローンでは最も高価で多機能な部類に入るM200シリーズ。

でも、こういった実用的な部分だけでなく黒一色に統一され、洗練されたデザインのM200シリーズは男心をくすぐられるんですよね。こういうワクワク感ってあんまり今の時代ない気もするのですごく所有しているだけでも楽しいです。毎日これで何しようかなーとアレコレ考えてます。

しかし、全てが満足するのかというそうでもなく、これはDJIの方針なのか海外製という大雑把な括りにしていいのかわかりませんが値段に対し製品の扱いが雑です(笑)。

f:id:skyeye-japan:20171006164819j:plain

例えばここ。サイズが合わなかったらしく、大きく切りとられています。

冒頭でも述べていますが保護する発泡スチロールに余裕がなさすぎて中身を出し入れしにくい。場合によってはモゲたり、傷がつくおそれがあります。

他にもX4Sというジンバル(カメラのこと)を収納するスペースはどうも底が浅いらしくX4Sがキチンとおさまりきりません。結果としてM210本体と干渉してM210が入らなくなります(笑)。

説明書にははっきりと"X4S専用スペース"とあるんですがね・・・ 

これから

  • 実際のフライト
  • Cendenceコントローラー
  • CrystalSkyモニター

などなど続々とアップしていく予定ですので宜しくお願いします!

 

*1:外付けGPSレシーバー、シングル上方ジンバルコネクター、デュアルジンバルコネクター、ビジョンシステムキャリブレーションプレートはケースに入りません

ドローンで鳥よけ!? "鳥の大群"により一時中断 プロ野球 楽天―西武戦

こんにちはスカイアイジャパンの今井です。

いつもはPhantom4ProやDJI Gogglesの記事を書いているのですが、今回は少し違った形でドローンの紹介(?)をしたいと思います。

数日前に行われたプロ野球 楽天-西武戦でドローンが鳥よけに使われた、という話なんですが・・・一体どんな形で使われたのでしょうか?


鳥の大群“襲来”で中断 プロ野球の楽天―西武戦

楽天-西武戦の時に、突如「鳥の大群」が現れて場内を飛び回り、試合はやむなく中断されます。

参考として貼らせていただいた動画には"ドローン"のことには言及ませんが、中々飛び去ってくれないので

1.係員の笛誘導

2.花火

3.照明を消す

4.照明が落ちた場内をドローンで鳥の大群を追いかける

こんな感じで鳥をなんとか追い出した、というのが事の真相の様です。鳥の追い出しには成功したようで、なによりです(結局その後雨が降って中止になりましたが・・・)。

場内に入ってきた鳥は!?

鳥に詳しい知人がいるので聞いてみたところ、「アカエリヒレアシシギ」という渡り鳥だそうです。

f:id:skyeye-japan:20170905215252j:plain

アカエリヒレアシシギ - Wikipedia

渡り鳥なので群れて明るいところへ行く習性があるそうで、なので球場の明かりはもってこいだった、というわけです。

だから中々場内から出ようとしなかったんですね。南方に行く途中にルートから外れて場内に迷い込んだのだろう、とのことです。

ドローンを使って鳥を追う!?

今回使われたドローンは確認した限り、プロペラガード付のPhantom3かPhantom4だと思います。

私個人はそこまで真面目に考えていないのですが、ドローンオペレーターとしては鳥を追うのにドローンを使うのは安全面でどうかな~?という気がします。

というのも、「バードストライク」が本当にありえるからです。Phantomシリーズならアカエリヒレアシシギが接触しただけでもかなりバランスを崩して観客席に行くこともありえるよなー

と思うのであまり「鳥追い」には適さないと思います。

また、夜間の灯火がない状態で飛ばしたのもうーんという気がします。

とりあえず、何事もなかったので良かったということで「ドローンは鳥追いにも使える」(らしい)

ということでこの記事を締めくくりたいと思います。

Phantom4 Pro Plus最新ファームウェアでディスプレイ強制シャットダウンが改善!!アップデートの方法

こんにちは、スカイアイジャパンの今井です。

2017年6月にリリースされたPhantom4 ProPlusコントローラーのファームウェア(V 1.2.0.0)ですが、インストールすると下記の問題が発生していました。

  1. Phantom4Proから送られる映像に遅延・乱れが起こる
  2. 録画を開始するとディスプレイが強制的にシャットダウンされ、復帰できない

1の問題の改善法は下記の記事にて公開しています。

skyeye-japan.hatenablog.com

問題は「2」です。こちらはレア?な問題なのか購入先であるSystem5さんでも解決できず、インターネット上でも解決法を見つけられませんでした。

結果としてDJI本社に送ることとなったわけですが、それでも解決できなかったらしくコントローラーまるごと交換となりました。そしてそれで解決したと思ったのですが、結局同じ問題が発生したんですよね(笑)。仕事に差し障りがでるので笑い事ではないんですが・・・

f:id:skyeye-japan:20170813131455j:plain

起動時にこの「init map error:MISSING_LIBRARIES」という表示がでてしまうと、録画できなくなります。

そのためしばらくお蔵入りしていたわけですが・・・この度のアップデートV.01.02.01.00で改善しました!!

ProPlusコントローラーのファームウェアアップデートの方法

まず、ファームウェアのバージョン名は下記の通りです。

  • V.01.02.01.00(前のバージョンはV.01.02.00.00)

アップデートの方法

通常は2通りあります。

  • wifiにてアップデート
  • SDカードからアップデート

2017年8月13日時点でSDカードからのアップデートはできないようです。というのもSDカードはオフィシャルページから該当のファームウェアをSDカードに移して行うのですが、このV.01.02.01はまだホームページ上にないからです。そこで今回はwifiアップデートの方法にのみ絞ってご紹介します。

f:id:skyeye-japan:20170813131933j:plain

歯車マークをタップ

f:id:skyeye-japan:20170813132003j:plain 

システム設定

f:id:skyeye-japan:20170813132047j:plain

システムアップデート(システム設定画面の一番下にあります)

f:id:skyeye-japan:20170813132144j:plain

「アップデートします」を選択

f:id:skyeye-japan:20170813132144j:plain

最新のファームウェアV.01.02.01.00」がダウンロードされると、再び同じ画面が出てきて「アップデートします」と聞かれますがかまわず「アップデートします」を再度選択

f:id:skyeye-japan:20170813132423j:plain

自動で再起動が開始されます(英語表記で"reboot"とでてきます)

f:id:skyeye-japan:20170813132923j:plain

再起動後、この様な画面がでたらOKです。

 

まとめ 

今回の二ヶ月ぶりのアップデートで録画を開始するとディスプレイが強制シャットダウンされ、復帰されない問題が改善されました。この問題にはほとほと困り果てていたので本当に嬉しいです。

今回は私は「録画できない」という致命的なバグがあったため最新のファームウェアに飛びつきました。しかし、Phantom4Proシリーズのファームウェアアップデートは海外でもあまり評判がよくなく(?)「アップデートとしたら不具合が出たんだけど・・・」という質問に対して、「まずアップデートするなよ」という回答をみかけます(笑)

そういうこともあってリリースされた時はすぐにアップデートせず、他の方の報告を待つか、更に現状に満足していればしない、ということも選択肢にいれた方がいいのかもしれませんね。

 

 

 

 

普通のタブレットでは日中のドローン撮影には暗すぎる!サンシェード以外の解決法

こんにちは、スカイアイジャパンの今井です。

 過去記事にもあるように、Phantom4Pro Plusのコントローラーに不具合が出てしまったので今は一般的なタブレットスマホをディスプレイにするコントローラーを使っています。

f:id:skyeye-japan:20170613184500j:plainf:id:skyeye-japan:20170805235816j:plain

 

これですね。

skyeye-japan.hatenablog.com

ipad mini2をディスプレイとして使っているのですが、屋外で使用するには画面の明るさが十分ではなく不満が残ります。なんとかならんものかと画面の明るさの問題を解決する方法を調べていくうちに色んなことがわかってきました。

そこで今回はドローン用ディスプレイや輝度、そしてその問題を解決するであろうDJIのCrystalSkyディスプレイについてご紹介したいと思います。

現状で簡単に安く手に入る高輝度ディスプレイはない

まず結論から言ってしまうと、安く(2~3万ぐらい)日中でもはっきりと画面を確認できるほどの高輝度タブレットスマホはなさそうです。

タブレットスマホを高輝度ディスプレイに接続すれば問題解決できるかも(事実上ディスプレイが2枚になる)、と思って探してみましたがそういうのもなさそうです。残念!

となるとやっぱりサンシェード・・・というのが現実的な解決法の様です。

アクロバティックな方法として屋外用デジタルサイネージというのもありますが、これをドローンのディスプレイにするのはちょっとアレすぎますよね(笑)

f:id:skyeye-japan:20170725184430p:plain

デジタルサイネージ

 DJIのCrystalSkyディスプレイは2倍の明るさ

日本ではレビューも少ないのですが、Pro Plus(もしくはadvanced Plus)のディスプレイはCrystalSkyと呼ばれるDJI社初めてのドローン専用ディスプレイで、一般的なディスプレイより2倍明るいという特徴があります。

一度CrystalSkyディスプレイの明るさになれてしまうと他のタブレットの明るさでは満足できない体になってしまいipadなんかは日中だとほとんど見えないのではないか?というレベルです。個人的にかなり気に入ってます(アプリの不安定さを除いて)。

数値的にはPro PlusのCrystalSkyディスプレイの輝度は1000 cd/m2。あまり聞き慣れない単位ですが、一般的なタブレットが400cd/m2程度ですので2倍明るい、ということになります。

体感的には700cd/m2は欲しい

後述しますが、日中でもサンシェードを使ったり影をつくったりすることで「それなりに見ることができるな」と感じる輝度は700cd/m2ぐらいからです。400cd/m2は日中の使用にはちょいとキツい感じです。日中の曇りの日でも怪しいなーというレベル。

手に入りやすいタブレットスマホの明るさ

ではドローン用タブレットとして最も使われているiPhoneiPadなどの明るさはどれぐらいなのでしょうか。以下に実測値として後悔されているデータを幾つか集めてみました。

iPadシリーズ
  • ipad(2012年モデル):455cd/m2
  • ipad2:430cd/m2
  • ipad mini2:430cd/m2
  • ipad mini4:450cd/m2
iPhoneシリーズ

色んなサイトで計測されたものを載せているのでバラバラですが、ipadのディスプレイは430~450cd/m2程度、近年のiPhoneで500cd/m2を超えているということですね。私自身iPhone7Plusユーザーでもあるのでこちらをディスプレイにした方が見やすいな、というのは体感としてありましたがiPhone7Plusが700cd/m2,ipad miniシリーズが450cd/m2だと数値としてみると納得です。

※iPhone7の場合自動調光にすると700cd/m2になるようです。マニュアル調光で最大輝度にしても600cd/m2なのだとか。

また、参考として

  • XperiaXZPremium:700cd/m2(2017年6月発売の最新機種)
  • google Nexsus7:570cd/m2
  • Galaxy tab 4 8.0 337cd/m2

というものもありました。

個人的にXperiaXZ Preimiumは意外だったのでこの選択肢もあるなと思っています。

パナソニックのタフパッドG1(FZ-G1R)は800cd/m2で、この明るさは野外でも使えるディスプレイとして紹介されています。

 

f:id:skyeye-japan:20170723225453j:plain

800cd/m2までいくと特徴の1つとして紹介できるというのが現状のようです。

高輝度のCrystalSkyディスプレイが今後別売りでシリーズ化される

結局のところ、輝度が十分にあるモニターを探すとDJI社の製品に行きつくようです。

f:id:skyeye-japan:20170726223339j:plain

CrystalSky 7.85inch

DJIは今後高輝度を売りとする5.5inch(一般的なスマホサイズ)と7.85inch(ipad miniと同じサイズ)のCrystalSkyディスプレイを3種類発売するわけですが、

  • 5.5inch:1000cd/m2(1920✕1080) 56,000円
  • 7.85inch:1000cd/m2(2048✕1536) 72,000円
  • 7.85inch高輝度:2000cd/m2(2048✕1536) 110,000円

7.85inch超高輝度モデルは5.5inchの2倍のまさかの10万円超えの値段です。Sparkより高いじゃないの・・・・

ちなみに2000cd/m2ですが、この明るさのディスプレイは他には前述の屋外用のデジタルサイネージぐらいです。そのデジタルサイネージでも最も明るいもので2500cd/m2なのでそれに匹敵する変態的な明るさになります。天井に貼り付けておけばちょっとした蛍光灯代わりにはなるかもしれません。そう思うと安い。

まとめ

ここまで引っ張っておいてなんですが、結局のところドローン用で屋外でも使える高輝度ディスプレイはそれなりの値段を出してCrystalSkyディスプレイを買うしかなさそうです。

ドローン用の高輝度ディスプレイが全く存在しないよりはマシ、かもしれませんがやはりそれなりの経済力は持っていないと駄目ですね。

 

DJI Phantom4 ProPlusコントローラーの不具合により使用中止

こんにちはスカイアイジャパンの今井です。

f:id:skyeye-japan:20170613184016j:plain

 下記にこんな記事を書いておいてなんですが・・・

Phantom4 Pro Plusコントローラー、不具合でどうしょうもないので一旦使用中止にしました。

skyeye-japan.hatenablog.com

skyeye-japan.hatenablog.com

skyeye-japan.hatenablog.com

 詳細は上記の記事を読んでいただくとして、結局DJIへ確認してもらう原因となった

録画を開始するとコントローラーが強制的にディスプレイがシャットダウンし、再起不能になる

不具合は直っていませんでした。

コントローラーの不具合ということでDJIからはコントローラーまるごと交換となったわけですが、結局最近になり同様の症状が出てしまい購入先のSytem5さんにも相談したのですがお手上げということで使用を控えることにしました。

ipadを使う通常のコントローラーを使っていますが、明るさが足りず画面が暗い・・・

というのが本音です。ただ、DJI GO4アプリ自体の完成度はipadの方が高いですね。Pro Plusの方はandroidベースですが怪しい英語やら中文やらが一杯です(笑)

 

うーん、早くファームウェアのアップデートが来てほしいです。

海外のDJI Forumにもコメントして聞いてみたんですが、あまり反応はなく(笑)。 

8月に県との合同調査があるので間に合わないかなぁ間に合わないだろうなぁ

という感じです。

Phantom4 Pro Plus本国から修理されて戻ってきました

こんにちは、スカイアイジャパンの今井です。

 

最新ファームウェアのアップデートが原因で不具合のでたPhatom4ProPlusコントローラーとPhantom4Pro本体の両方が本国DJIから無事帰還しました。

おそらくはコントローラーの不具合だけだろう、との見方でしたが購入先であるSystem5さんからのアドバイスもあり本体も念のためにということで送って確認してもらってきました。

f:id:skyeye-japan:20170613184016j:plain

skyeye-japan.hatenablog.com

 ファームウェアアップデートによる問題の解決法

skyeye-japan.hatenablog.com

 症状の詳細は上記ブログを読んでいただくとして、録画ができなくなってしまったんですよね。

録画を開始するとPhantom4Proからの映像を映し出すディスプレイが強制シャットダウンしてしまう。何をやっても駄目でした。

本体まるごと交換

結局、Phantom4Proに問題はなかったもののコントローラーに原因があるということでコントローラーまるごと無償で交換ということになりました。ちなみにこれで2回目です(1回目は5月)。これを修理というのかは微妙ですが、そんな感じです。

学んだこと

ドローン操作時に当たり前にみている映像ですが、これがどれほど重要かを強く感じさせられる一件でした。

突然映像が消えてしまうと、ドローンの位置を把握していたとしてもかなり不安になります。また、ありがちなこととして映像をみながら機体位置を調整するときは機体位置を見ているわけではないので突然シャットダウンすると、実際どこに機体がいるのか見つけられないことも出てきます。

このあたりは対処法を考えています。

余談

Phantom4ProPlusの場合、コントローラーとPhantom4Proとが繋がっている間は撮影した映像データが自動でコントローラー内のHDD(SSD?)に転送されます。

今回の一件で今使っているコントローラーをDJI工場内部で点検している映像が残っていました(笑)

あーDJIってこんな風になってるのね、とちょっと感慨深いものがありました。

あと、私が次に買うのならこれだと思っているDJIのMatriceM200シリーズの出荷前のケースが写っていました。かなりレアな映像?かもしれません(笑)

DJI Phantom4 Proファームウェアの不具合により本国へ強制送還・・・!

こんにちはスカイアイジャパンの今井です。

 

仕事用でもあり、愛機でもあるPhantom4Pro Plusがファームウェアアップデートによる不具合により本国中国へ強制送還されました・・・

ちょうど撮影の依頼があり、現在待っていただいてる状況なのでとても心苦しいです。観光などの空撮の仕事は何度もあったのですが今回は調査関係の依頼だったのでなんとかなってほしいですね。

さて、今回は一体全体なにが起こったのか? 全国のPhantom4ユーザーの皆さんやドローンファンの方のお役に立てればと思い報告もかねてレポートしたいと思います。

f:id:skyeye-japan:20170613184016j:plain

不具合のあったコントローラー

skyeye-japan.hatenablog.com

ことの発端 

上記の記事でも言及している6月に配信されたファームウェアアップデートですが、Phantom4本体からの映像がコントローラーにつながらないという不具合が発生していました。

私だけかなぁ?と思っていましたが購入先のSystem5さんによると珍しい(?)話ではなく、それなりの数が報告されているよう。海外の掲示板でもそのことについては大きなトピックスになっています。

forum.dji.com

現時点で100以上のコメントが付いています。

新たな不具合の発生。録画ができない

私のPhantom4Pro Plusもご多分にもれずこの不具合を発症したのですが、それだけで終わりませんでした。映像はコントローラーに映し出されるのに、録画できないという問題に直面しました。

実際は録画できてはいるんですが、録画を開始するとコントローラーのディスプレイが強制シャットダウンしてしまい何を映してるか全くわからなくなってしまうんです。これにはまいりました。

ちなみに映像をみてPhantom4を操縦する・静止画を撮る、ということはできます。録画を開始すると発作が・・・

System5さんにも何度も電話をかけて相談していただいたのですが、結局原因はわからず。話し合いの末本体とコントローラーを見てもらうためにSystem5さんに送ったのですがそれでも問題は解決できず、DJI本社へと無事送られることとなりました。

疑問点

DJI GogglesにはHDMIを通して録画中の映像は確認できた、というのは不思議です。コントローラーについているディスプレイとの相性が悪いということですかね。

記事にはしていなかったのですが、前回のアップデートでも似たような症状があってこの時はアルバムを開くとディスプレイが強制シャットダウンというものでした。

結局これもコントローラーをDJI本社に送っていただき、本体まるごと交換ということで事なきを得たのでした。

対処法

  • ファームウェアアップデートは様子見する(DJIフォーラムを読む)
  • アップデートするときはスケジュールと照らし合わせる(2週間の猶予は必要)

まずはDJIが本体・コントローラーのファームウェアをリリースした時は様子見したほうがいいですね(笑)。日本ではそんなにありませんが、前述のフォーラムにはかなりの情報がオンタイムでアップされています。英語力が必要ですが、そこまで難しい単語もないのでそこそこ読めるかと思います。

アップデートする場合は2週間はPhantomが無くてもいいという時が良いです。2週間、というのは本体をDJIに送った場合修理にかかる目安です(当然、不具合の程度にもよりますが)

 

私の場合、今までは別のコントローラーを使ったりしてなんとか仕事には支障がでないようにしてきたのですが今回は本体も含めてまるごとだったのでやることがありません(笑)。仕事としても、趣味としてもPhantom4を飛ばせないので出先で

あ〜ここ撮影するといいなぁ〜。あ、Phatomないんだっけ・・・

という状態なので早く帰ってきてほしいです。最近はPhantom操縦を教えてほしいという話もあって、マニュアルを作成していますがこのあたりは書いておこうかなと思います。