ドローンどんと来い!

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GoPro Karmaが2017年6月に日本発売!

こんにちは、スカイアイジャパンの今井です。

※2017年5月11日加筆修正

ウェアブルカメラでダントツのGoProのドローン、Karmaドローンが2017年6月に発売することが決まったようですね。

※発売されました

GoProファンの方、ドローンファンの方は楽しみなのではないでしょうか?

 

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GoPro Karma

Karmaドローンは去年に北米では販売されていたのですが、ドローン本体に電源接続の問題があって一時的に出荷をやめていた経緯があるので今回は正確には再販という形ですね。

ちなみにその電源問題はガムテープを使って特定の配線を少しずらすだけで解決する、みたいなコメントが出されていた記憶があります。なんだそりゃ。さて今回はドローンオペレーターとして、Karmaの情報をまとめてみたので購入・興味のある方は参考にしていただければと思います。

KarmaドローンはHERO5Blackカメラ付きとカメラ無しの二択

後述しますが、Karmaドローンは同社GoProのHERO4,5のカメラで撮影するように設計されています。そのためGoPro4,5を持っていない方はKarmaドローンとセットの方を、もともと持っている方はKarmaドローン単体を購入することになります。

  • Karma HERO5 Black有り150,000円
  • Karma HERO5 無し 112,000円

Karmaドローンの大きな利点

携帯性とKarmaグリップの連携の良さ、これに尽きると思います。

私は仕事用としてDJI社の中型機であるPhantom4Proを使っていますが、これでも一式(予備バッテリー、予備コントローラー、その他必要な計器類)をもっていくとリュックサック1つ分にはなります。

Phantom4Proを持って色んなところへ行きますが、そこでひしひしと感じるのはプロペラの存在感です。プロペラ同士は当然ぶつからないように設計されているのでプロペラを取り付けるアーム部だけでも相当のスペースをとりますし、プロペラをつけるのならなおさらです。

Karmaはその点折りたたみができるのでものすごいアドバインテージです。遊びに行くときは他にも道具とか必要になってくるので手軽に出かけるというにはちょっとしんどいですね。なのでGoProを日常的に愛用されている方としてはKarmaの方があってると思います。

Karmaグリップは後述しますが、手ブレ防止機能がついた「棒」です。これがあれば必要以上にガタガタ揺れる映像にならないのでアクティブな方にはピッタリですね。

GoPro KarmaとDJIドローンの大きな違い

GoProKarmaとドローン市場の7割を占めるDJIのMavicとの大きな違いはなんでしょうか?それは

  • カメラの取り外し
  • 手ブレ防止機能自撮り棒になる

です。

カメラの取り外し

同価格帯のDJIのドローンであるMavicはカメラの取り外しができません

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DJI Mavic

それに対してKarmaは自社のGoProのみですが取り付けられる様になっています。 流石ですね。

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取り付け可能なのはHERO5 Black,HERO4(SilverとBlack)

手ブレ防止機能付きグリップ

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Karmaグリップ

KarmaにGoProを取り付けるための「アダプター」がそのまま手ブレ防止機能付きグリップに接続できる(Karmaグリップといいます)というのです。ちなみにこのKarmaグリップはドローンとセットで販売。

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緑で囲まれた部分がKarmaドローンにそのままカメラとして搭載されます

この緑で囲まれたGoProとアダプターをKarmaドローンから外してKarmaグリップにそのままカパッと取り付けすることができるのでKarmaドローン⇔手撮りを簡単に行えるというわけです。これはDJIのドローンにはない機能ですね。DJIの場合はOSMOと呼ばれるスタビライザーがあるのでそれを別途用意しないといけません。

GoProのユーザーの方はアウトドアでハードに使うことが多いと思うのでこれは嬉しい機能ではないでしょうか。

Karmaの性能

個人的に気になる点はいくつかあるのですが、注目すべきは最大飛行距離、飛行時間この2点でしょう。公式には

  • 飛行距離:3km
  • 飛行時間:20分(→14〜15分ほど?)

となっています。

ドローンは安全を考えてバッテリー残量が30%になったら着陸準備に入ったほうがよいとされているので実質飛行時間は14〜15分と考えてよいでしょう。

気になるKarmaの安全面

これが個人的に一番気になる点です。

コントローラーとKarma本体との電波接続が切れたときは、ホームポイント(離陸した場所)へ戻ってくる機能が搭載されています。

これはドローンを操縦する上では必須の機能なので安心ですね。

個人的に気になるのはバッテリーが10%を切った時の挙動です。このときKarmaはどういう挙動をするのでしょうか。

Karmaを購入される方、購入を考えられている方はこのあたりを確認されると良いと思います。