ドローンどんと来い!

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Phantom4専用オールインワンバックパック レビュー!

こんにちはスカイアイジャパンの今井です。

DJIのフラッグシップモデルのPhantom4シリーズ、いいですよね。

去年はPhantom4Proの色違いバージョンのObsidianも出て、盛り上がりを見せています。

skyeye-japan.hatenablog.com

そんなPhantom4シリーズですが、純正のケースは出来がいいだけに、このまま使いたいという人も多いのではないでしょうか。私も最初こそ純正の発泡スチロールのケースをえっちらおっちら運んでいましたが、次第にリュックがいいなあと思い購入に至りました。

今回はバックパックのレビューです。

amazonだとこちら。

Smatree DJI Phantom 4とPhantom 4 Pro対応 ケース DJIファントム4クワッドロータードローンやオリジナル発泡スチロールのケースやアクセサリーの?カスタマイズ バックパック(335x520x220mm) 大容量、屋外旅行用には最高。

 

お勧めな点

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オープンした時の様子

純正の発泡スチロールケースがそのまま使える

→あまりお金をかけたくない人、純正ケースが気に入っている人には最適!

予備バッテリーが追加で四本入れられる

→純正は2本まで。本体に挿入しておくと3本

ipadなどが入れられるサイドポケットがある

ipadをモニターとして使う人は是非欲しいところ

こんな感じです。

全体像からみて行きましょう。

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  • 純正ケース
  • 上部スペース
  • サブポケット
  • サイドポケット(メッシュ)
  • サイドポケット

こんな感じです。正直、思っていた以上にはモノは入りませんね。後述しますが、サイドポケットの使い勝手がイマイチ・・・?です。

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比較用として新聞紙を置いてみました

立てるとこんな感じ。一般的なバックパックのサイズです。デザインが一昔前な感じがたまりません(笑)。素材がツルッとしてるからそう思うのかな・・・

バックパックには純正ケースを固定するものがない

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この様に純正ケースをスポッと入れるだけですが、これが良いやら悪いやら。

バックパックのファスナーをきちんと閉じていないとケースがそのまま落下します。2回ほどファスナーを閉め忘れて純正ケースを落として結構な凹みをつくりました。大事にしていた分悲しかったです。

ファスナーを開いて、純正ケースについている金属ロックを開放することでPhantom4本体を取り出します。

片付けるときはバックパックから純正ケースを落とさないために、ファスナーから先に閉めてその後に金属のロックをすることをオススメします。

上部スペースは予備バッテリーが4本入るのですごくありがたい

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バックパックの上部にバッテリーを入れるスペースがあります。3つある仕切りがマジックテープで固定されているだけなので、仕切りの間隔は好みのサイズに変えられます。なのでバッテリーだけでなく保護したいものを入れておくこともできます。

私は4本バッテリーを持っていますが純正ケースに2本、ここに2本入れて、残りのスペースはUSBケーブルを入れています。

バッテリーの様な精密機器をこんなところで保管するのは大丈夫かなーと思ったんですが、クッションが思いの外肉厚で弾力もあるので安心して保管しておくことができます。私は使い方が荒い方なので、これは助かります。

サブポケットにはipad miniが入る

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ipad miniが入るぐらいの大きさです。私はここにマイクロSDカードと、ipad miniを入れています。ここのポケットはクッションなどは入っていないので、衝撃に気をつけておく必要があります。

ショルダーストラップはあと一歩

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チェストベルト(ショルダーストラップが開かない様にするベルト)がないのが、少し残念です。これがあると肩からショルダーストラップがずり落ちる心配がないので改良して欲しいですね。ショルダーストラップは他社からも普通に売ってるので取り付けるのもいいかもしれません。

エストベルトは可もなく不可もなく

こっちは逆にあまり使わないのですが、それなりです(笑)

サイドポケットはもうひと工夫欲しい

f:id:skyeye-japan:20180305214449p:plainSmatree DJI Phantom 4とPhantom 4 Pro対応 ケース DJIファントム4クワッドロータードローンやオリジナル発泡スチロールのケースやアクセサリーの?カスタマイズ バックパック(335x520x220mm) 大容量、屋外旅行用には最高。

 

ファスナーで縦長のポケット状になっています。

本家の写真ではプロペラを入れていますが、多分NGでしょう(笑)。流石にむき出しでプロペラをここに入れておく気にはなれません。

私はこのポケットのみ、使い道がなく遊んでしまっています。もしかしたら、プロペラを入れても大丈夫なのかもしれませんが・・・。曲げたプラスチック板や硬めのダンボールを入れてプロペラに圧力がかかったりして影響がでないようにしてみましたが、どうもうまくいきませんでした。

サイドポケット(メッシュ)には水筒とかが入る

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メッシュポケットにはちょっとした小物が入れられます。私はグローブとコントローラー用のスリングベルト(吊り紐)を入れています。

ぶつける心配がないのがすごくいい

バックパック自体がやわらかいナイロン素材でできているので、ちょっとぶつけた程度では他のものを傷つける心配がないので安心です。それでいて必要十分な強度を持っているのでいいですね。

別のドローンとしてMatrice M210を所有していますが、こちらはハードケースなので車から出すときにぶつけてしまわないか結構気を使います。

 

不満点

おおむねこのバックパックで満足しているのですが、上部スペースが開いているのか、閉まっているのかわかりにくいというのはおっちょこちょいの私としては不満です。

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 床に寝かせた状態ですが、この状態で上部スペースが開いているか、閉じているかものすごくわかりずらいです。これ、開いてるか閉じているかわかりますか?

これ、実は開いてます。なのでキャリングハンドル(バックパック上部についたループ)を持ってバックパックを持ち上げると、開いてしまいそのままバッテリーが滑り落ちてしまうことがあります。

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こんな感じ。

ここはなんとかして欲しいところですね。もちろん気をつけていればそれにこしたことはありませんが・・・

Molle対応のバックパックがあるといい

Molleとは米軍の装備の規格なんですが、簡単に言うと自分の好みの位置に好みのポーチを取り付けることができる規格です。

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バッグの背面にスリットがあるのがわかると思いますが、そこに好みのポーチを取り付けることができます。画像の赤い矢印はmolle対応のポーチを増設したところです。

ドローンをはじめてみるとわかりますが、慣れてくるにつれて色んなものを追加で持って行きたくなります。人によってはデジカメかもしれません。

そんな時に、こういった好みのポーチを増設できると便利です。

ドローンの市場にこういったものを持ち込むところがあるかはわかりませんが、ぜひ実現して欲しいポイントです。