多治見市 虎渓山湿地にてドローンによる空撮調査を行いました!
こんにちは、スカイアイジャパンの今井です。
先日、湿地を保護するために環境整備を行ったので、空撮でどのように変化があったのか撮影して欲しいという調査依頼がありましたので撮影をしてきました。
まず、その時の写真がコチラ。
ご依頼主様からの話によると、湿地って基本的になくなっていくものだそうです。
なんらかの形で「乾燥に強い」植物が湿地に根付いて、そこを橋頭堡(きょうとうほ)としてその他の乾燥に植物がやってきてどんどん侵食していく・・・
なので本来生えていない乾燥に強い木々を伐採し、シデコブシと言う木が枯れてしまわないよう様子をみるということをしてみたそうです。
去年も秋に同じ方に依頼されて撮影には行っていたのですが、その時に比べるとたしかにさっぱりした様子。
去年の秋口に撮影した虎渓山湿地
木は地面の水を吸って蒸散させるので、多すぎると湿地の水分を取りすぎてしまうというのも問題だそうです。
今回の伐採で湿地を維持できればいいけど・・・
とのことでした。
ドローンの技術として
待機中のDJI Matrice M210
木々の間を縫うようにドローンを飛ばすのは結構至難の業です。このあたりはある程度想定していて「飛ばしにくいな」ぐらいにしか思いませんが、今回は木々が風で「凪ぐ」ということを体験しました。
木に囲まれていると風が吹いて「凪いだ」ときに、一気に飛行するための空間が減ったり増えたりしますし、機体が揺れるということも起こります。このあたりは一旦マニュアル化しないといけないな、と思いました。
また、写真撮影も一工夫ほしいなというところです。
というのも、森林の写真は全部いっしょに見えるからです。
これ、区別つきますか?こんな写真が何十枚もあると・・・
撮影するときは「ここで撮ってあっちで撮って」とやれるんですが家に帰って確認すると「これどっち向きで撮ったんだ?」というのがたくさんあります。
撮影時はランドマーク的なものを必ず置くか、ドローンを一定の方向に向かせて迷わない様にするか
なんらかのルールを決める必要がありそうです。