Mavic2 Proってどうなの? 箱出しレビュー!
こんにちは、スカイアイジャパンの今井です。
友人にMavicなどは買わないのかと聞かれた時は
"Phantomより小さいドローンは買わない。あれはおもちゃだ、プロのドローンではない"
男らしさをアピールするために、そう言ってきました。コストコでMavicを見た時も
"コストコで買えるということは一般向けだ。プロのドローンではない"
と事情通を気取って来ました。
ビックカメラやヨドバシでInspire2やMatriceがおいていないことを確認し、Mavicがあるところ見て
"ふっやはりInspire2やMatriceはプロの道具よ・・・Mavicはプロのドローンではない"
と誰にも聞かれていないのにプロを気取っていました。
ことあるごとにMatrice210やInspire2をドヤ顔で持ち歩き、仕事できますアピール。きっと心のどこかでコンパクトの魅力にハマってしまう自分が怖かったのでしょう。
しかし、この度見事Mavic2Proを購入しました。だってすっごい良さそうだったんだもん。仕方ないね。
そしてすごいいい。たまりません(総評)
ファーストインプレッション
まず、小さい!割に重い!という印象。Phantomは空洞に近いパーツもあるんだけれど、Mavic2Proはぎっちりとパーツが一箇所に詰まっている感じ。めっちゃ鍛えてる小柄のスポーツ選手みたい。こういう小柄なのにガッチリしてる友人いますわ。
そしてサイズもPhantomクラスと比較しても相当小さい。Matrice210なんかと比較したら、これもう大人と子どもぐらい。Inspire2やMatriceのプロペラより小さい。
プロペラの比較。意外だったのがPhantom4シリーズのプロペラとほぼ同サイズということ。見た感じもっと小さいと思ったんだけど、少し短いかなー?ぐらい。
Inspire2のプロペラが一枚で2kgクラスの推進力を持つとのことなので、これ一枚で1kgのMavic2Proは飛べるということなのかな。そんな単純な計算ではないかも。
プロペラは折りたたみだし、こんな小さいから一瞬「こんなんで安定して飛ぶのか?」と不安になる人がいるのも納得。自分もやはり不安になります(→実際は抜群の安定性)
Mavic2 Pro 箱出し
今回はMavic2 ProとFly Moreキットとのセットで購入。Fly Moreキットは後半レビューするとして、まずはMavic2Proの箱出しレビューを。
背景にMacBookやiMacをさりげなく置くことでオシャレ感もアピール。
中身一式はこんな感じ。
- Mavic2Pro本体
- バッテリー (1つ)
- コントローラー
- プロペラ
- プロペラ予備 1組
- 充電器
- RCケーブル(USB3.0-USB C)
- USB-C
- MicroUSB
- Lightning
- USB アダプタ
少なくともこれで飛べはします、という最低限のセットアップです。DJIあるある。SDカードは別売りなのでFly Moreキットなどを買わない人は要注意※1。
※1.本体に8GBほどの内蔵メモリがあるので無くても箱出しで撮影はできます。
わかりにくいマニュアル
毎回思うんですが、いかにシンプルにって言ってもこれはねーだろというレベルのシンプルなマニュアルがついてきます。Mavicシリーズはかなり敷居を低くしてあるので、ドローン初めて!という人も相当意識してると思うんですが、それでもシンプルを通り越して不親切。
apple製品を意識してるのはわかわかるけど、スマホとは違うのでもう少し手ごころというか・・・。
コントローラーは小さい!フルサイズスマホと同じサイズで握りやすい
iPhoneに代表される大型スマホ(6.5inch)を横にしたときのサイズを基準にして作られたみたい。持ちやすいと感じる最小サイズなんでしょうかね。なので、コントローラーにしてはすごく小さく感じます。
よくできてるなーと思うのが、スマホホルダー。伸ばすとちょうど手のひらにあたり安定感が増します。これがないと包み込むようにしてコントローラーを持たなければないらないのでちょいとしんどい。
あ、だからスマホをコントローラーの上ではなくて下にモニターとして固定するのか。納得。
分厚さはさすがにスマホの2.5倍ぐらい。
今回はじめてMavicのコントローラーを触ったんだけど、パッと見ポータブルゲーム機みたい。ほんとにこんな小さいのに全機能預けていいのか、という不安が一瞬よぎります。
でもやっぱり性能はいい。多少慣れは必要・・・だけどそれは当たり前といえば当たり前か。使いやすいし、備え付けのモニターに表示される情報も必要なものを全て出してくれるのでわかりやすい。13万するCendenceコントローラーより情報量が多くていいじゃん。
余談ですが、Phantom4ProPlus,Inspire2,Cendenceコントローラーと並べてみました。フルサイズコントローラーに比べるといかに小型かわかるとおもいます。
予備プロペラがなぜか一対
つまり二枚組なんですよ。スペアは4枚組で仮にプロペラを全部だめにしてしまっても再度フライトはできるように用意してあるはずなんだけど・・・。
全てのスマホに対応する各種USBケーブル
USB-C、MicroUSB、Lightningが用意されているので自分が使うスマホによって交換。出荷時のコントローラーにはLightningになってるのでiPhoneユーザーはひと手間減ります。
ワシっと両サイドからスマホを挟み込むんですが、サイズより「厚み」がネックになってきます。自分はシンプルにクリアケースを使ってるんだけど、それでも取り外さないと使えないので、手帳型の人とか両面テープでスマホを固定する系のケース使ってる人はしんどいかも。
(ふつうの)充電器
Mavic2Proのバッテリーやコントローラーの充電用。確認してないけど、USBの接続端子があるので、スマホなども充電できます。
Phantomの充電器と比べても一回り小さいんだけど、やっぱりそれなりのサイズ。このあたりは中々小型化できないよね。
それで充電するときなんだけどこれ、よく見たらきちんと向きがある(笑)。充電器とバッテリーの接続部の写真だけど、よく見ると斜めに切り欠きがあるのわかります?
これけっこう面倒で、いちいちバッテリーの向きを確認しなきゃいけない。左右非対称にしたメリットはあるのかな。
書いてて気がついたんだけど、このコントローラー、どっちかというとスマホとかの位置づけっぽい。充電方法がUSB経由ってのもあるからかな・・・
余談だけどバッテリーの同時充電はできないので、1つ充電できたら取り外し、次のバッテリーを・・・という方法。いい加減複数同時充電できる様にしてほしい。
総評
まず箱出しで感じたことはものすごく社交的になってきている、ということ(笑)
Phantom4Pro,Inspire2,Matrice210と触ってきていますが、どれも良い意味でも悪い意味で独立した機材です。ドローンだけ!という意味で。
ただ、今回Mavic2Proを触ってみてスマホが充電できたりと他の日常生活品との社交性が高めになってきています。
とまあこんな感じでサラッと触ってみた感じのレビューをしてみました。
今後は使用感などのレビューもしていきますのでお楽しみに!