DJI Phantom4Pro V2.0再生産開始!!
こんにちは!スカイアイジャパンの今井です。
新年あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願い致します!
って2月下旬に書かれてもね。。。
すいません。嬉しいことにドローン業でめちゃくちゃ忙しいんです。ありがたやありがたや
Phantom4ProV2.0 再生産開始!!!
さて、新年早々ドローンオペレーターには良いニュースが入ってきましたね!
タイトルにある通り、2018年の秋口から生産中止になっていたPhantom4Pro が再生産を開始しました!正確には新しい無線方式を採用したV2.0というタイプなので、
Phantom4 Pro V2.0
ということですね。
これは嬉しい!!実はPhantom4Proの後継機・・・というかおそらくDJIはPhantom4シリーズと置き換えるつもりでMavicシリーズを出しています。
DJIのPhantom4Proのサイトに行くと、「Phantom4Proはもう買えへんからMavic2Pro、どや」とあからさまな誘導をしてきます(再生産確定後でも)。そこはV2.0じゃないんかい。
さて、そんな私ですが、実はMavic2Proも所有しております。
仕事には使えないが遊びでは使える、ぐらいの軽い気持ちで購入したんですが、ところがどっこいPhantom4Proが必要なくなるぐらいの性能を備えておりました。
なので今では自然とPhantom4Proの出番はほとんどなくなってしまったんですよね。
- 飛行時のプロペラ音
- 携帯性
- バッテリーの持続時間
- 安全性
どれをとってもMavic2の方がいいです。私も今、どれがおすすめ?と聞かれたら間違いなくMavic2をおすすめします。
それならPhantom4Proの再生産関係ないじゃん、という話ですが実はある用途ではPhantom4Proがベスト!なことも多々あるんです。
1.メカニカルシャッターによる精度の高い撮影
2.ATTIモードという最後の要
この2つが必ず必要、となるとPhantom4Proシリーズの出番となります。
1.メカニカルシャッターによる歪みのない撮影
メカニカルシャッターと対をなすものとしてMavic2に代表されるようなローリングシャッターがあります。
詳しい解説は省きますが、メカニカルシャッターはその名の通り「メカニカル」つまり、我々が知ってる一般的なカメラにある「カシャッ」という「シャッターを切ること」で静止画を記録します。対してローリングシャッターは電子的に静止画を記録します。
メカニカルシャッターはアナログ、ローリングシャッターはデジタル
と考えるとわかりやすいかもしれません。
スマホで速く動くものを撮影したら歪んで撮れた、なんて経験ありませんか?
これはローリングシャッターの特徴です。
実はこのローリングシャッターはオルソ画像(公園などの広い場所を数十〜数百枚の画像で合成して1枚の画像にしたもの)を作成するときに、上記の理由で「撮影できているんだけど景色が歪んでいる」ことがあってオルソ画像をつくりにくくなってしまうんですね。
その一方でメカニカルシャッターはそういった問題がないのでより確実にオルソ画像の作成ができます。
2.ATTIモードという最後の要
森などのGPSが不安定な場所や、いざ!というときに頼りになるのがGPSやその他の障害物センサーをオフにするATTIモードです。稀ですがドローンを安全に飛行させるためのセンサー類が逆に危なくする状況もあります。
しかし、ATTIモードにすることでドローンは本当にただ「飛ぶだけ」になり、こういう状況を解決することができます。
かなり操縦は難しくなりますが、これができてこそのドローンオペレーター!!
ということで、Phantom4ProV2.0をMavic2と比較して紹介しました。
1.メカニカルシャッター
2.ATTIモード
この2点がどうしても必要という方はぜひPhantom4Proという選択肢も検討してみてください。