DJI「Cendence」自分流にカスタマイズできる多機能コントローラー!
こんにちは、スカイアイジャパンの今井です!
今回はDJIがリリースする、多機能コントローラー「Cendence」のレビュー記事です。
Cendenceコントローラーの読みですが「センデンス」です。Transcendence"超越"という単語から来ている造語と思われます。詳しい使い方は後日別記事でアップしますので、詳細が知りたい!という方はそちらを参考にしてみて下さい。
ここにCendenceの詳細記事のURLが載る予定でございます
特徴
Cendenceコントローラー+Crystalskyモニター
- 機体情報とカメラ情報を表示する小型モニター
- 自分流にカスタマイズできる割り当てボタン
- 外部バッテリー
- 付け替え可能なアンテナ
- 設定の個別登録
- USBやHDMIなどの複数出力ポート
- 重い
が挙げられます。
これから先DJIから色んな機能やオプションパーツがリリースされた時に追加・対応できるよう将来のことを見据えた設計になっています。
使用感
使い始めて2ヶ月ほど経ちましたが、違和感なく使えています。まずそこが重要ですよね。
Phantom・Inspireシリーズのコントローラーに使い慣れている方なら、基本操作に関しては問題なくCendenceへ移行できると思います。
こういうコントローラーです
重さは2kgもある
Crystalskyモニターこみの重さですが、持ち続けるのはしんどいです。
私はそれなりに筋力があるタイプの人間なんですが、それでも30分も飛ばすとしんどいなー
と感じます。人によっては20分ほど持っていると手首が疲れてしまうかもしれません。女性向きでないのは確実です。スリング(肩がけヒモ)は必須になります。
新しく追加された20以上の物理ボタンとダイヤルはあんまり使いみちがない
20個以上あるボタン類もなくてもそこそこやっていけます。
といっては身も蓋もないのですが(笑)。Phnatom4Pro Plusのコントローラーを手にした時は「思ったより操作系ボタン少ないな」と思ったものですが、逆に言うとあれで十分だとも言えます。
マニュアルフォーカスは使わずAutoしか使わない、それで事足りるという方も多いと思いますが、そういう方だとCendenceの利点はあまり感じられないかもしれません。まさに私のことなんですが。
大きく変わった点といえば録画ボタンが右側へ配置換えされているので*1ここだけ少し戸惑うかも?
外見 はゴツくて男らしい
まずはさっと外見のチェックをしていきましょう。
パッと見あからさまにちょっと他のコントローラーと違いますよ感がでています。そこがまたいいんですよね。男心をくすぐります。色も黒いし。
やはり小型モニターが目を引きますねぇ。
前面 だけでボタンは14個!
メインとなる前面には目移りしてしまうほど色んなものが配置されています。各ボタンの意味や使い方は別のページで書きますが、主にカメラの挙動を制御するものが大半です。
背面は4つのボタン
Cendence背面
C1~C4まで番号が割り振られています。
左右の側面はダイヤルレバー
右側側面
今までコントローラーの側面に何か機能があることはなかったので新鮮ですね。
左右にダイヤルレバーが1つずつ、 ついています。出っ張りの部分に指を引っ掛けて前後に動します。ちなみに現時点(2017年11月10日)で割当できる機能はありません(笑)
出力端子は5つ。HDMIとUSBをメインで使う
頭部(?)です。色々な出力端子がついています。
また、モニターを取り付けるためのアダプターにはUSB TypeCと呼ばれる新型のUSBがついています。余談ですが新型のMacBookなどはすでにUSB TypeC対応となっていますね。
TypeCでモニターを固定するのではなく、後ろに極太の固定用金具があってこれをCrystalSkyモニターのメス側に差し込むことで固定します。
バッテリーの持ちは100分程度
正確に測ってはいませんが、従来のコントローラーよりははるかにバッテリーの消費は激しいです。イメージ的には1分につき1%減る感じです。なので100分のフライトでバッテリーはゼロですね。
小型モニター
ここには接続されているドローンの機体情報と、Cendenceコントローラーの情報が表示されます。タッチパネルではなく、表示内容の変更もできません。融通きかねぇな
ドローン本体とCendenceコントローラーのバッテリー状況、機体の高度などが表示されます。
これらの情報は特にドローン操作上でも重要なものになるのですが、モニターにも表示されるので二重に表示する必要なのか?というのが個人的な意見です。どちらかの表示を消して別の情報が表示されるとかそういう機能があると嬉しいかなと。
パッと見てわかりにくいのは
- コントローラー操縦モード
- 操縦士のステータス
でしょうか。
今回はCendenceコントローラーの全体的なイメージを掴んでいただくためにこの様な形で紹介しました。
更に詳しく知りたい方は、下記のブログ記事を参考にしてみてください。
*1:今までは左側でした